Kindle Unlimitedは電子書籍のサブスクリプションとして人気のあるAmazonのサービス。
月額980円(税込)で200万冊以上の書籍が読み放題のこのサービス、一見するとお得に思えますが、実際のところどうなのか気になる人も多いのではないでしょうか。
「おすすめしない」「やめとけ」という声もありますからね…
そこで本記事では、Kindle Unlimitedをおすすめしない人や逆におすすめな人、Amazonの類似サービスとの比較までユーザー視点で徹底的に解説します。
Kindle Unlimitedが本当に価値あるサービスなのか確かめたい人は、ぜひチェックしてください。
Kindle Unlimitedとは?
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、Amazonが提供する電子書籍のサブスクリプション。
月額980円(税込)で200万冊以上の書籍を読み放題で楽しめます。
バリエーションはベストセラー本・小説・ビジネス本・漫画など多岐にわたり、スマートフォン・タブレットなどあらゆる端末で読書可能です。
いろんな本が読めるので、飽きません!
なお、現在Kindle Unlimitedは、プライム会員を対象に3ヶ月間の無料体験キャンペーンを実施中。
980円×3ヶ月=2,940円が無料になる貴重な機会なので、気になる人は今のうちに試してみることをおすすめします。
下のボタンから申し込めますよ!
Kindle Unlimitedのキャンペーン情報については、別記事「【2024年9月更新】Kindle Unlimitedキャンペーン最新情報!」でもくわしく解説しています。
【やめとけ】Kindle Unlimitedをおすすめしない人
ここまで読むと、Kindle Unlimitedは非常に魅力的なサービスですが、一方でおすすめできない人がいるのも事実です。
ここで、Kindle Unlimitedをおすすめしない人を紹介します。
特定のジャンルや作家の本だけ読みたい人
Kindle Unlimitedには多くの本が収録されていますが、読みたい本が必ずあるとは限りません。
ジャンル・作家によっては扱いがほとんどないものもあります。
また、人気の新作や話題作は、対象外となる場合がほとんどです。
「読みたい!」と思った話題作が意外とないことがあるんですよね…
そのため、自分の読みたい本が見つからずに、月額料金を無駄にしてしまうリスクがあります。
良質な本をすぐ見つけ出したい人
Kindle Unlimitedで読める本は、すべてが良質とはいえません。
本は商業出版されたものが大半ですが、質の低い自費出版本やAI生成の書籍もあるからです。
特に自費出版本は、商業出版のように十分な校正が行われていないので、中身が薄かったり誤字脱字が多いこともあります。
なかには、すぐ読むのをやめてしまうほどひどい内容のものも…
質が低い本が混ざっていることで良質な本を見つけにくくなり、不満を感じる人もいるでしょう。
図書館をよく利用する人
地域の図書館を頻繁に利用する人にとっては、Kindle Unlimitedの必要性が低い可能性があります。
図書館は、完全無料で本を借りられるうえ、最近は電子書籍の貸し出しサービスをしているところも増えています。
今は図書館でも、いろんな作品の電子書籍が読めちゃうんです!
そのため、図書館の利用で十分満足している人にはKindle Unlimitedはおすすめできません。
本を所有したい人
Kindle Unlimitedはサブスクリプションのため、本を所有できません。
解約して契約期間が終了すると本が読めなくなります。
ライブラリにダウンロードした本も、契約期間終了後は読めません…
契約期間終了後、読んでいた本の続きを読みたくなった場合は、再度契約が必要です。
そのため、本を所有したい人にとっては大きなデメリットとなる可能性があるでしょう。
紙の本のほうが好きな人
Kindle Unlimitedは、電子書籍に慣れておらず、紙の本のほうが好きな人には不向きといえるでしょう。
紙の本は比較的目に優しいですが、電子書籍をスマートフォンやタブレットで読む場合は、ブルーライトで目が疲れやすくなるデメリットがあります。
「操作方法が分かりにくい!」という人も少数ながらいますね…
また、紙の本はスマホやタブレットのバッテリーの残量を気にする必要がなく、いつでもどこでも手軽に読み進められる点も魅力です。
そうした理由で紙の本のほうが好きな人には、電子書籍が読みづらいという声もあります。
Kindle Unlimitedをおすすめする人3選
ここまでKindle Unlimitedをおすすめしない人を挙げましたが、反対に、このサービスがおすすめな人もいます。
月に1冊以上読む人
Kindle Unlimitedは、毎月複数のジャンルを読みたい人や読書量が多い人に特におすすめです。
通常月額980円(税込)のため、1~数冊読めば元が取れます。
読書量が多いほど、コストパフォーマンスが良くなるため、多読家にとっては魅力的なサービスといえるでしょう。
色々なジャンルを気軽に試したい人
Kindle Unlimitedでは、ベストセラーやマニアックな本、幅広いジャンルの書籍を試せます。
これらを自由に試せるのが大きな魅力です。新しいジャンルや作家を発見したい人にとっては、理想的なプラットフォームと言えるでしょう。
家に本を置きたくない人
Kindle Unlimitedのような電子書籍は、家の中で物理的なスペースを取りません。
収納スペースを用意する必要がなく、家の中が本であふれかえることもなくなります。
モノが少ない家で暮らしたい人にもおすすめ!
また、紙の本が少ないと、引っ越しの際も楽になります。
そのため、広くない家に住んでいる人や頻繁に引っ越しをする人にとっては、Kindle Unlimitedは非常に便利でしょう。
Kindle Unlimitedと類似サービスを比較
Kindle Unlimitedの特徴をより理解するために、下記Amazonの類似サービス2つと比較してみましょう。
Audible(オーディブル)との比較
Kindle Unlimited | Audible | |
---|---|---|
月額料金(税込) | 980円 | 1,540円 |
読書のスタイル | 文字を読む形式 | 耳で聴く形式 |
読み放題対象作品の数 | 200万冊以上 | 20万冊以上 |
Audible(オーディブル)は、オーディオブック中心のサービスで、通勤・家事中に聴けることや朗読者の演技を楽しめます。
Kindle Unlimitedが主に文字を読む形式であるのに対し、Audibleは耳で聴く形式。
家事や移動の間も聴きながら読書できます。
有名俳優・声優のナレーションなので、聴いていて心地よい!
ただし、読書の形態が異なるため、目的や好みに応じて選ぶ必要があります。
文字を読んで読書するスタイルのほうが好きな人は、Kindle Unlimitedのほうが向いているでしょう。
Prime Reading(プライムリーディング)との比較
Kindle Unlimited | Kindle Unlimited | |
---|---|---|
料金(税込) | 980円 | 月額600円 年額5,900円 |
読み放題対象作品の数 | 20万冊以上 | 1,000冊以上 |
Prime Reading(プライムリーディング)は、Amazonプライム会員向けの読み放題サービスで、プライム会員特典の一つ。
会費を支払えば、音楽や動画などあらゆるサービスも一緒に利用できることを考えるとコストパフォーマンスは抜群です。
この金額でこれだけの特典があるのはすごい!
ただし、読める本の数や種類はKindle Unlimitedと比べると非常に限られています。
幅広いジャンルの本を読みたい人・たくさんの本を読みたい人は、Prime Readingでは物足りないかもしれません。
Amazonプライムの会員特典については、別記事「【2024年】Amazonプライムは入会すべき?ユーザー歴6年超の主婦が徹底解説!」も参考にしてください。
Kindle Unlimitedの登録方法
ここまで読んでKindle Unlimitedを試してみたくなった方に、登録の流れを紹介します。
キャンペーンページにアクセス
以下のボタンからKindle Unlimitedの公式ページにアクセスします。
キャンペーンページを開いて、下記のようにAmazonアカウントにログインされていない場合は「サインイン」をタップしましょう。
Amazonアカウントにログイン
「メールアドレスまたは携帯電話番号」と「パスワード」を入力してログインします。
キャンペーンを選択
ログインすると、利用できるキャンペーンが表示されるので、選択して「Kindle Unlimitedに登録する」をタップします。
支払い方法を選択
ログインすると、利用できる支払い方法が表示されるので、選択して「登録する」をタップしましょう。
これで登録手続きは完了です!
Kindle Unlimitedの解約方法
Kindle Unlimitedを継続しない場合、下記の手順で解約をおこないましょう。
ブラウザ版のAmazonページを開いてログイン
ブラウザ(ChromeやEdge)からAmazonの公式ページを開き、ログインします。
Kindleアプリから解約手続きはできません。
「お客様の会員資格と定期購読」を開く
ログイン後、画面右上の人型のマーク(アカウント名の横の部分)をタップします。
メニューが開くので「お客様の会員資格と定期購読」をタップしましょう。
「Kindle Unlimitedの設定」を開く
利用中のAmazonのサービス(サブスクリプション)が表示されるので「Kindle Unlimitedの設定」をタップして開きます。
解約する
登録情報が表示されるので「メンバーシップを解約する」をタップ。
その後は表示にしたがって手続きを進めると、解約手続きを完了できます。
Kindle Unlimitedに関するよくある質問
Kindle Unlimitedに関するよくある質問に答えます。
- QKindle Unlimitedはプライム会員だと割引になりますか?
- A
プライム会員であってもKindle Unlimitedの月額料金は変わりません。
Amazonプライム会員かどうかは関係なく、毎月980円(税込)を支払う必要があります。
- Q無料体験期間中に解約したらどうなりますか?
- A
無料体験期間中に解約した場合、料金は一切かからず、体験期間終了まで読み放題を続けられます。
ただし、期間終了後はダウンロードしていた本が一切読めなくなるので注意が必要です。
- Q読める本が少ないって本当ですか?
- A
Kindle Unlimitedは200万冊以上の本が読み放題ですが、読みたい本が必ずしも見つかるとは限りません。
新作や人気作が含まれていないことがあり、ジャンルによっては取扱いが少ないこともあります。
自分の読みたいジャンル・作家の本が充実しているか、登録前に確認することをおすすめします。
まとめ:Kindle Unlimitedはおすすめしない人もいるが優秀なサービス!
本記事では、Kindle Unlimitedがおすすめできない人・おすすめな人をまとめました。
このように、Kindle Unlimitedはすべての人におすすめのサービスというわけではありません。
しかし月額980円(税込)で200万冊以上読み放題のため、月1~数冊読む人や幅広いラインナップの本を読みたい人、家に紙の本を置きたくない人にはおすすめです。
ラインナップの多さはAmazonの読書系サービスの中で断トツ!
実際にKindle Unlimitedを利用するかどうかは、無料体験を試して決めるのがベスト。
自分の読書スタイル・好みと合っているかがよく分かります。
今だけプライム会員は3ヶ月無料で体験できるので、気になる方はぜひこの機会に試してみてくださいね。